今ではオーディオメーカーとして有名なTEAC(ティアック)は、昔はTEIC。つまり東京電子機器株式会社という名前の略称でした。本日はTEIC製のターンテーブル(昔はフォノモータと言いましたので以後、フォノモータで)のMF-102SB(マグネフロートプロフェッショナルベルトドライブターンテーブル)をご紹介いたします。※フォノモータについて詳しくはこちらのオーディオ単語で

フォノモータの方式には何種類か有りますが、これはベルトドライブ方式です。このフォノモーターの優れたところは、重たいプラッター(アナログレコードを載せ、実際に回る円盤部分)と太い軸によって、ずっしり安定した回転である事が特徴です。当時有名な外国製の高価なプレーヤーもほとんどこういったベルトドライブ式のフォノモーターでした。

もう一つの特徴はマグネフロートといって、磁石の力でプラッターを浮かせて、軸受けの負担を減らしスムーズな回転を得ているところです。

発売価格は当時、定価24800円でした。当時としてはそんなに高価でもなく入手しやすい価格でした。私は35年間愛用していました。

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